ライブ配信に役立つ9つのプラットフォームの特徴と選び方のポイント
- 01 ライブ配信プラットフォームを選ぶ際に考えるべきポイント3選
- プラットフォーム選びのポイント①:ライブ配信の目的を考える
- プラットフォーム選びのポイント②:ライブ配信を見て欲しいターゲットを考える
- プラットフォーム選びのポイント③:配信環境について考える
- 02 各プラットフォームの特徴9種
- 配信プラットフォーム①:YouTube
- 配信プラットフォーム②:Zoom
- 配信プラットフォーム③:Instagram
- 配信プラットフォーム④:ツイキャス
- 配信プラットフォーム⑤:BIGOLIVE
- 配信プラットフォーム⑥:zaiko
- 配信プラットフォーム⑦:LINELive
- 配信プラットフォーム⑧:vimeo
- 配信プラットフォーム⑨:17Live
- 03 ライブ配信を戦略的に始めよう
ビジネスの活動の一環としてライブ配信を活用することが近年注目されています。一方で、ライブ配信は若者の娯楽のようなイメージが強く、どのように配信することで効果的な配信ができるのかイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、効果的なライブ配信をするのに適したプラットフォームを紹介します。
近年、様々なプラットフォーム上でインフルエンサーなどのライブ配信を目にする機会が増えてきました。
ライブ配信をきっかけに人気になるインフルエンサーもいますし、商品の紹介やセミナーによる集客、試合のようなエンタメコンテンツの提供などを目的として、企業もライブ配信に参入してきています。
しかしライブ配信ができるプラットフォームは数多くあるので、ライブ配信を始めてみたいが、どのプラットフォームで始めれば良いのかわからない、ということもあるかと思います。
今回の記事ではライブ配信を始めるにあたって、各プラットフォームの特徴と、そのプラットフォームを選ぶために考えるべきポイントについてご紹介していきます。
ライブ配信プラットフォームを選ぶ際に考えるべきポイント3選
各プラットフォームの特徴を見ていく前に、ライブ配信をするプラットフォームを決める上で、決め手となる基準についてご紹介します。
次の3つのポイントを考えると、各プラットフォームについて具体的に見ていくときに、選びやすくなります。
①:ライブ配信の目的を考える
②:ライブ配信を見て欲しいターゲットを考える
③:配信環境について考える
プラットフォーム選びのポイント①:ライブ配信の目的を考える
ビジネスの一環としてライブ配信をするのであれば、ビジネス全体において、ライブ配信がどのような役目を果たすのかをあらかじめイメージする必要があります。
ライブ配信を行ったことによって、逆に会社のブランドイメージが落ちてしまうなんていうことが起こってしまっては本末転倒になるからです。
例えば、無料サンプルに申し込んでくれる人を獲得する、自社の商品の認知度を高める、注目度の高い存在だとアピールし見込み顧客となるフォロワーを増やすことなどが考えられるでしょう。
この目的を元に、どのプラットフォームを使うのが最適なのかを考えます。
外部リンクへの飛ばしやすさ、投げ銭の機能の充実度、認知獲得のしやすさなど、目的に応じて使い分けることが可能です。
プラットフォーム選びのポイント②:ライブ配信を見て欲しいターゲットを考える
プラットフォームを比較する上で重要なのが、各プラットフォームごとにユーザー層が違うということです。
SNSでも、TikTokの利用者は10代後半から20代前半が中心で、Facebookは30代以上の特にビジネスパーソンに使われているなどあるように、ライブ配信のプラットフォームにおいても、年代や性別、どのようなことに関心のあるユーザーが集まっているプラットフォームなのかという差異があります。
そのため、自分のライブ配信をどのような人に見て欲しいのかを事前に考えておきましょう。
このとき一番優先で考えるべきことは、自社の商品やサービスを買ってくれて、売上につながるような顧客を獲得することです。
そのため、商品やサービスのターゲット層から計算してライブ配信のターゲットも決める必要があります。
既存顧客の特徴や生活スタイルを分析し同じようなターゲット層を狙うのか、これから顧客になるであろう層の仮説を立てて狙うのかを突き詰めることで、より具体的な人物像をイメージできるのでおすすめです。
プラットフォーム選びのポイント③:配信環境について考える
ライブ配信をする時の様子を具体的にイメージしてみることで、プラットフォームにどんな機能が必要かがわかります。
考えることとしては
- ・配信者の人数
- ・スマホから発信するのか、パソコンから発信するのか
- ・視聴者とコミュニケーションを取る必要があるのか
- ・視聴者の人数
などがあげられます。
自分のイメージする配信が、次から紹介するプラットフォームの具体的な機能や使っているユーザーに合致しているかどうかを確認してみてください。
各プラットフォームの特徴9種
ここまで、配信するプラットフォームを選ぶ際のポイントを見てきました。
ここからは、具体的なプラットフォームについて見ていきましょう。
配信プラットフォーム①:YouTube
ユーザー数が最も多いYouTube上で配信をする方法です。Googleアカウントがあれば誰でも見ることができます。
Googleアカウントはほとんどの人が持っているので、幅広い年代の人に手軽に見てもらえるという特徴があります。
総務省が実施した「令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」では10代~50代の90パーセント近くの人がYouTubeを利用しています。
逆に全年代が視聴できてしまうので、特定の人に向けた配信には向いていません。
スーパーチャットという投げ銭の機能があり、そこから収益を受け取ることができます。
しかし投げ銭から収益化するためには、チャンネル登録者数が1000人以上、かつ総再生時間が4000時間以上という条件があるので、達成するためには数ヶ月間以上定期的に投稿しないといけないというハードルがあります。
配信プラットフォーム②:Zoom
オンラインミーティングの印象が強いZoomですが、ライブ配信として使う上でも便利な機能が揃っています。
- ・視聴者からコメントをもらったり会話に参加をしてもらったりと、双方向にコミュニケーションが可能
- ・最大1万人まで視聴できる大規模な配信が可能
- ・画面共有などがしやすい
という特徴があります。
配信ごとにURLを共有する必要があるので、見てもらうハードルはYouTubeに比べて高くなります。
投げ銭機能などはないので収益源として利用することはできません。
しかしスマホでもパソコンでも同じようなレベルで利用が可能だったり、40分以内の配信であれば無料で配信が可能です。
情報をしっかりと提供するような配信で、双方のコミュニケーションを重視した、クローズドな配信にしたい場合には最適な方法であると言えます。
配信プラットフォーム③:Instagram
Instagramでもストーリーからライブ配信を行うことができます。主にスマホからの配信となります。
動画のみのアプリではないため、アクティブアカウントも多く、普段の運用でフォローしてくれた人にも見てもらいやすいことが特徴です。
フォロワーは気軽に見ることができるので、既にInstagramのアカウントを運用している方や企業には特におすすめです。
一方で、配信でいきなりフォローしていないユーザーに見てもらうことはなかなか難しいので、新規集客の手段としてはあまり向いていません。
機能が常にアップデートされているのも魅力です。
最大4人までの同時配信や、バッジ機能と呼ばれる投げ銭の機能、ライブ配信の事前告知機能や、モデレーター機能など、続々と配信者にとって役に立つ機能が追加されていっています。
メインのユーザー層は10代~20代、次いでユーザーが多い30代~40代でも半数以上の人が利用しています。
若い世代をターゲットとした配信に向いていると言えるでしょう。
配信プラットフォーム④:ツイキャス
Twitterのアカウントと連携できる、MOIによって2010年から運用されている歴史を持つ配信プラットフォームです。
一般人だけではなく、アーティストやYouTuberなどの有名人が配信していることも多く、月間のアクティブユーザーは230万人以上、ジャンル分けも100以上されています。
Twitterからユーザーが来るため、Twitterをよく使っているユーザーが使うプラットフォームで、雑談や弾き語りなど、エンタメ系の配信が多いです。
視聴だけならアカウント作成も不要で、Twitter、FacebookやGoogleアカウントと連携してのアカウント作成も容易なので、アプリ登録のハードルが低いのも特徴です。
動画配信に特化したプラットフォームのため、ユーザーが自身のお目当ての配信を見付けやすい仕様になっています。
メインのユーザー層はInstagramと同じ10代~20代のため、SNSや配信に多く触れている世代向けの配信に利用できます。
投げ銭機能も、通常の機能だけでなく予め目標金額を設定しての配信も可能です。
配信プラットフォーム⑤:BIGOLIVE
シンガポール初のライブ配信プラットフォームで、世界150ヵ国で使われています。海外のユーザーも含めて4億人越えと、圧倒的にユーザー数が多いプラットフォームです。
またイベントが豊富に行われていることも特徴です。イベントでライバーが競い合うため、ファンができやすいようなプラットフォームで、投げ銭も活発に行われています。
視聴者も含めて最大8人で同時に参加できる配信を行えたりと、配信の機能も豊富です。
配信プラットフォーム⑥:zaiko
zaikoは有料の電子チケットによる配信をすることが主軸の事業でした。そこに、有料のチケットを販売するための集客の手段として、ライブ配信の機能も加わりました。
有料チケットの設備がすでに整っているので、配信を有料にして、収益化を図りたいという方にはおすすめのプラットフォームとなっています。
配信プラットフォーム⑦:LINELive
公式LINEをもとにライブ配信をする機能です。
一番通知を見てもらえるとも言えるLINEのプラットフォーム上で、ライブ配信を始めたことを報告できるため、一度興味を持ってもらったユーザーに継続的に配信を見てもらうことに向いています。
過去の配信の記録を簡単にLINE上に残すこともできるので、配信を見てもらいやすいです。
LINEがベースなのでユーザー数が多いこと、無料でも投げ銭などの機能もあり、ユーザー数が拡大していっていることが特徴としてあげられます。
配信プラットフォーム⑧:vimeo
企業のホームページなどに動画を埋め込みたい場合には、vimeoを用いて配信することが便利です。
パスワードを入力してもらわないとライブ配信を見れないようにする限定公開ができたり、過去に配信した動画を販売して収益化を図ることもできます。
有益な情報を発信するような配信にはおすすめのプラットフォームとなっています。
配信プラットフォーム⑨:17Live
モデルや歌手、俳優なども多く使っているため、若い世代を中心として盛り上がっているのが17Liveです。
ファンクラブのようなコミュニティが存在したり、イベントによっては雑誌デビューを目標とするものもあるので、応援のしがいがあるプラットフォームとなっています。
ライブ配信を戦略的に始めよう
ライブ配信をビジネスに活用するイメージはついたでしょうか。
若者中心として始まったライブ配信ですが、ユーザー数がどんどんと伸びています。
顧客とより綿密なコミュニケーションをとったり、商品やサービスや人柄に関する理解を深めてもらえることにつながるとして、ビジネスでも注目されています。
しかし、この記事で見てきた、配信をするプラットフォームの選び方をはじめとして、ライブ配信に関するノウハウは確立されておらず、成果の出るライブ配信をするのは簡単なことではありません。
ただ配信をするだけでは誰にも見てもらえないということにもなりかねません。
弊社ファーストトーンは、企業様のライブ配信をこなしてきた実績があるので、お役に立てるかと存じます。
配信の方法や活用法についてご相談に乗ることから、まるっきり任せてもらうことも可能となっているのでぜひお問い合わせください。
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監修者
医師
山田 太郎
山田 太郎は日本の著名な医師であり、糖尿病治療の専門家です。30年以上の経験を持ち、多くの患者を支援してきました。