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【空撮事例付き】マイクロドローンを使った動画におすすめの4ケース

映像制作の過程でマイクロドローン撮影(空撮)を検討している企業様向けに、その特徴と動画活用におすすめのシチュエーションを4つご紹介します。

近年、様々な空撮用ドローンが普及し、一眼レフカメラやビデオカメラでは難しかった視点や場所からの撮影が可能になりました。

その中で、マイクロドローンの特徴を活かして撮影された映像作品が増えています。

そこで本記事では、マイクロドローン撮影の検討をしている企業様向けに、おすすめのシチュエーションについてご紹介します。

最初にマイクロドローンになじみがない方向けに、その特徴をご紹介しますので、動画制作を考えているが、手法に迷っている方もぜひ参考にして下さい。

マイクロドローンの特徴とは

通常のドローンよりも小型のドローンをマイクロドローンと呼びます。小型とは手のひらに乗る程度の大きさで縦、横各10cm前後のサイズになります。

また重さは100g前後と、通常のドローンより軽くなっています。

このようなマイクロドローンには、主に以下の特徴があります。

  • ・アクロバティックな動きで撮影が可能
  • ・FPV操縦ができる
  • ・自作カスタマイズができる

1つずつ見ていきましょう。

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特徴①:アクロバティックな動きで撮影が可能

一般的なドローンは機体が揺れたり傾いたりしてもカメラの動きを制御して、ブレを抑える機能が付いています。

それに対して、マイクロドローンのほとんどは制御機能がなく、ドローンの傾きに応じたアングルから撮影されます。

つまりマイクロドローンが傾いたり揺れたりすれば、その動きに準じた臨場感のある映像を撮ることになります。

さらに、マイクロドローンはドローンレースで使用されるような機体から派生したものなのでサイズが小さく、細かい動きができるようになっています。

以上の理由により、マイクロドローンで撮影すれば、スピード感のあるアクロバティックな映像にすることができます。

特徴②:FPV操縦ができる

FPVとは「First Person View(一人称視点)」のことです。

マイクロドローンの機体に乗っているカメラからの映像を、ゴーグルなどのヘッドマウントディスプレイに転送し、それを見ながら操縦する方法をFPV操縦と言います。

FPV操縦は、リアルタイムでカメラからの映像をそのまま見ることになり、マイクロドローンのコックピットに乗っているかのような臨場感を得られることが特徴です。

一人称視点での撮影は、より細かい操作を可能とします。

目視で操縦する方法もありますが、コンパクトで細かい動作がポイントのマイクロドローンではFPV操縦が最適です。

特徴③:自作カスタマイズができる

マイクロドローンは部品を組み合わせて、利用目的に応じた自作カスタマイズが可能です。

例えば、バッテリーを変更して飛行時間を伸ばせば、それだけ撮影できる時間も長くなります。

モーターを変更してマイクロドローンの飛行スピードをアップさせれば、機体の動きが素早くなり、操作性も良くなります。

さらに、マイクロドローンはカメラ画質が荒いものもありますので、高品質な映像を撮るためにカメラを変更することもできます。

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マイクロドローン撮影におすすめのシチュエーション4つ

次に、マイクロドローン撮影におすすめのシチュエーションを4つ取り上げます。

  • ・室内での撮影
  • ・人物の撮影
  • ・カットの少ない撮影
  • ・SNS用動画の撮影

以下にそれぞれ解説します。

シチュエーション①:室内での撮影

一般的な空撮用ドローンでは難しかった室内での撮影も、マイクロドローンなら可能になります。

室内空間では可動範囲が小さい所が多いため、細かい動きができるマイクロドローンには適した環境です。

例えば床面に近づき、机や棚の間などを通り抜けて、天井方向へ上がる動きを撮影すれば、虫が見ているかのようなアクロバティック映像ができるでしょう。

さらに、人が通るのが難しいような狭い空間でも、マイクロドローンの小さなサイズを活かして飛行させることもできます。

普段見られないような視点で制作された映像は印象深く、思わず見入ってしまう魅力にあふれています。

社内オフィスの紹介や工場の様子をPRしたいときなど、パンフレットとは一味違った映像作品を検討したい場合に便利です。

また、屋外でのドローン撮影は天候に左右されることがありますが、マイクロドローンは機体が軽いため、特に風の影響を受けやすくなっています。

室内でしたら屋外よりも風の影響を受けにくいのも、マイクロドローンが室内撮影に適している理由です。

シチュエーション②:人物の撮影

マイクロドローンはサイズが小さく重量も軽いため、よほどスピードを出しすぎなければ、飛行中に衝突したとしても被害が少なく安全に活用ができます。

そのため、人物の撮影をしたいときや、人が行き来している空間で使用したい場合はマイクロドローンが適しています。

さらに、小回りのきく機体という特性を活かして人物の周囲を回るように撮影したり、輪を作った腕の間を通過したりもできます。

ビデオカメラや一眼レフカメラなどでは、難しかったり手間がかかるようなシチュエーションでも、マイクロドローンでしたら可能な撮影方法が増えます。

飛行する動きに伴って撮影されるため、スピードを変えたりして流れるような映像を撮ることもできます。人物が踊ったり動きのあるシーンを撮影するのに、ゆったりとした飛行でなめらかさを表現したり、スピードを上げて疾走感を演出したりすることで、様々な作品に仕上がります。

また、小型カメラのように扱えるマイクロドローンは、人物がカメラに対してあまり意識せずにいられるので自然な表情で撮影しやすくなります。

他には、広い空間や大きなものを映像におさめるために、ある程度の高さから撮影することがあります。

そのような場合でも、高いところから始まり、そこにいる人物の表情が分かるぐらいの低い位置までの一連の動きをマイクロドローンを使って映像にすることができます。

人物の撮影は、接近しても危険性が少ないというマイクロドローンの特徴もあり、適したシチュエーションと言えるでしょう。

シチュエーション③:カットの少ない撮影

マイクロドローンを活用すると、カット数の少ない映像を制作することもできます。

カットが少なく、動きがある映像で流れていく一連のシーンは、次にどんな場面が見られるのかと知りたくなります。つまり、長く視聴してもらえるような映像作品を制作できるということです。

またカットが少ない映像は、伝えたい内容全体を集約して表現しやすくなります。そのため、ストーリーの分かりやすい作品になるでしょう。

動画内で不都合な所は編集やカットで省いていると視聴者に思わせてしまうこともなく、リアルに内容が伝わります。

さらに、例えばマイクロドローンを使って1つの部屋で撮影した後、別の部屋に撮影したまま移動させて、2つの部屋の映像をワンカットで制作することもできます。

そうすると、カメラマンや撮影用クレーンなどの移動をしながら別々のカットで撮影するよりも時間短縮になりますので、結果的にコストの負担を減らすことも可能です。

シチュエーション④:SNS用動画の撮影

マイクロドローンによる映像は、スピード感のあるアクロバティックな作品になるだけでなく、前述の通りありのままでリアルな内容を伝えやすいという特徴があります。

そのため、余計な説明を入れることなく、短い動画を制作するのにも向いています。

一般的な空撮ドローンによる空からの映像より、見る側を楽しませてくれるようなリズミカルな短い動画として面白い作品にすれば、それをSNSでの発信に活用できるでしょう。

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マイクロドローン撮影依頼のポイントは規制についてどこまで知っているか

マイクロドローンの特徴とおすすめのシチュエーションについてご紹介しましたが、マイクロドローンの撮影は、自社で実施する以外に、制作企業に依頼する方法があります。

最後に依頼するときのポイントとして規制について取り上げます。

ドローンに関連する代表的な法律に「航空法」があります。その中では、特定の場所や方法でドローンを飛ばすときに事前許可や承認が必要と定められています。

そのため、例えば人口集中地域では事前許可を取らなければドローンの撮影はできません。第三者や第三者の所有物に対して30m未満の距離で飛行させる場合も承認が必要です。

しかし、100g未満のマイクロドローンは軽量で危険性が少ないため、航空法の適用対象外になっています。

よって、人がいる室内などで事前許可や承認を得ずに飛ばせる場合がありますので、マイクロドローンを活用すれば撮影しやすい場所が増えます。

ただし、100g未満のマイクロドローンは航空法の適用対象外ではありますが、どこでも自由に飛ばせるわけではありません。

例えば、国会議事堂など国の重要施設と定められている場所や自衛隊施設、空港などから、おおむね300mの周辺地域上空は「小型無人機等飛行禁止法」によって禁止区域となっています。

また、東京都は全81の都立公園・都立庭園でドローンの持ち込みや操縦を禁止していますので、重さに関わらず全てのドローンが対象です。

ドローンを飛ばす場所として候補になりやすい河川敷や海岸も、自治体が飛行を禁止している場合があります。

このように、自治体の条例で禁止されている場所もありますので注意が必要です。

さらに、私有地の場合は「民法」によって土地だけでなく地下と上空も所有権の範囲とされていますので、所有者や管理者の許諾が要ります。

マイクロドローンでも以上のように規制はさまざまありますが、2022年6月の航空法改正によってドローンの定義は200g以上から100g以上に変わりました。

法律は改正されることがありますので常に最新の情報を得ておかなければ、規制に関わってしまいます。

その点から、安心してマイクロドローン撮影を行うには、規制を熟知している制作会社に依頼する方法が良いでしょう。

マイクロドローン撮影は慣れているプロに依頼しよう

マイクロドローンによる映像は機体の向きに伴ってカメラアングルが変化し、コックピット視点のようなスピード感が特徴ですが、早すぎる映像は酔ってしまう場合もあります。

この点を踏まえて撮影や編集を行いますが、ある程度の慣れが必要でしょう。

そのため、マイクロドローン撮影は制作企業などのプロに依頼したほうが最も安心です。

弊社ファーストトーンでは最新の機材や機器を導入し、ドローン撮影の相談も承っておりますので、事例紹介などを参考にぜひご検討ください。

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山田 太郎

監修者

医師

山田 太郎

山田 太郎は日本の著名な医師であり、糖尿病治療の専門家です。30年以上の経験を持ち、多くの患者を支援してきました。

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