トヨタのブランディング動画②
前回のブログの続きです。
前回のブログでは「トヨタの回生ブレーキ」のブランディング動画についてお話しさせていただきました。
今回はブランディングをする上での重要なことについてお話ししたいと思います。
そもそもブランディングというのはなんでしょうか?
Wikipediaで調べてみました。
『ブランディング(英: branding)とは、顧客の視点から発想し、ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略のひとつ。ブランドとして認知されていないものをブランドへと育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し活性・維持管理していくこと。またその手法。 (wikipediaより抜粋)』
ここで注意したいのが、「顧客の視点から発想」という言葉。
お客様の視点に立った時のお客様が持っているイメージというのがブランドになり、そのブランドの価値を高める行為がブランディングとなるわけです。
ですので、いくら企業側が「この回生ブレーキは凄いんですよ」という情報を発信したところで、これはブランディング動画ではなくただの宣伝動画にしかなりません。
ブランディングを行うためには視聴者にその凄さを理解してもらうことが必要なのです。
そのためにトヨタは「朝食何名分」という身近でイメージしやすい説明を入れるのはもちろん、
さらにその凄さをイメージしてもらうために大掛かりなセットを組んで撮影しています。
ここまで大掛かりにすれば、凄さというのは十分に伝わるはず。
この伝わった『凄い』という漠然としたイメージが、回生ブレーキと結びつき、
『トヨタの回生ブレーキ=凄い』というブランドイメージを視聴者に持ってもらうことができる。
こうした取り組みの積み重ねが現在の「世界のトヨタ」のブランドイメージにつながり、商品の価値を高め、
売り上げの増加に直結しているのです。
みなさんの企業イメージはいかがでしょうか?
世間からどのような評価をいただいているでしょうか?
分からないという方は大きな損をしているかもしれません。
企業イメージは売り上げの増減に直結します。
自社をブランディングしたいとお考えの経営者、担当者様はぜひ一度ファーストトーンまでご相談ください。
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監修者
医師
山田 太郎
山田 太郎は日本の著名な医師であり、糖尿病治療の専門家です。30年以上の経験を持ち、多くの患者を支援してきました。