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株式会社ファーストトーン|映像制作・動画制作

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0から始めるインタビュー動画制作。役割ごとの準備事項やコツを解説

インタビュー動画の型や制作手順。ディレクター・インタビュアー・インタビュー撮影者の3つの役割ごとに、事前に必要な準備やクオリティを上げるコツについて解説します。

近年、動画SNSの普及などにより、テキストでは伝えきれない情報を直感的に短時間で伝えられる動画の需要が高まりつつあります。

とくに、「インタビュー動画」は企業が自社のメッセージを外部へ伝えるために使用され、採用・営業・ブランディングなどのシーンで活用されています。

一方、インタビュー動画の制作に興味があるものの、以下のような疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

「どのように制作したらいいかわからない」

「撮影方法は通常の動画撮影と同じだろうか」

「社内で制作するより外注した方がいいのだろうか」

「外注する場合、おさえておくべきポイントはあるのか」

本記事では以下の内容について詳しく解説いたします。

・インタビュー動画とは

・インタビュー動画の主な3つの型の目的と特徴

・インタビュー動画の制作手順

・「ディレクター」に必要な3つの準備事項

・「インタビュアー」に必要な3つの準備事項

・「インタビュアー撮影者」に必要な4つの準備事項

インタビュー動画とは

インタビュー動画とは、インタビュアー(質問する人)とインタビュイー(質問される人)のやり取りを動画で撮影したものです。

主にテレビ番組やニュース、ドキュメンタリーなどで使用されているものを目にしたことがあるのではないでしょうか。

インタビュー動画は、インタビュイーの生の言葉や表情から、インタビュイーの人柄や所属する会社の魅力を、画面を通して視聴者に伝えることが可能です。

インタビュー動画には目的別にいくつか型がありますが、それぞれどのような特徴があるのか、次に説明します。

インタビュー動画の主な3つの型の目的と特徴

以下では、インタビュー動画の主な3つの型の目的と特徴について解説します。

  1. ①:会社紹介型
  2. ②:採用活動型
  3. ③:商品紹介型

①:会社紹介型

会社紹介型は、関係者や興味を持つ人々に企業の魅力を伝え、共感や関心を引き起こし、信頼度を高めることを目的としています。

たとえば、会社の代表や商品開発者に企業の理念やビジョン、開発までの苦労などをインタビューするケースがあります。

動画形式にすることで、会社の代表の考え方、取り組み内容がより伝わりやすくなります。その結果、閲覧した企業担当者が共感し、新たな顧客としてサービスを利用する可能性が高まります。

副次的な効果として、現場社員にインタビューすることで仕事に対する思いを伝えることができ、自社の社員のやる気アップにもつながります。

②:採用活動型

採用活動型は、求職者に対して会社の理念や魅力を伝え、優秀な人材採用の実現を目的としています。

実際に働く社員のインタビューを通し、会社のことを全く知らない人にも雰囲気を伝えやすいのが特徴です。

たとえば、社員が仕事への情熱や仲間との協力について語り、採用候補者に過去の仕事での経験を伝えることができます。

求職者は、希望の役職と近い人の話を聞くことができると、実際に働く時のイメージをしやすくなります。その結果、採用のマッチングが進むことはもちろん、ミスマッチを防ぐことにもつながります。

③:商品紹介型

商品紹介型は、顧客の購入ハードルを下げることを目的としています。

顧客に対し、実際に利用している人のリアルな声を伝えることで、商品の信頼につなげやすいのが特徴です。

たとえば、テレビやSNSの動画で商品愛用者の声を見聞きして、商品を買う気になった方もいるのではないでしょうか。

企業の場合も同様で、新しく何かを導入する際には、実際に使っている人の声を聞いてから導入したいと考えるでしょう。

そこで、インタビューを通して商品の魅力や信頼性を伝えることで、見込み顧客の購買意欲をかき立てることが期待できます。

次は、実際にどのような手順でインタビュー動画を制作するのか解説します。

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インタビュー動画の制作手順

インタビュー動画の制作手順は大きくわけると5つあります。

①:企画を決める

企画を決め、目的に合わせて動画の型を選び、イメージを固めます。

インタビュー動画をどういう人に見てもらいたいか、見てもらった結果どうしてもらいたいかなど含めて、方向性を確認しましょう。

②:役割に応じて準備を行う

主に「ディレクター」「インタビュアー」「インタビュー撮影者」の役割があり、事前に準備が必要となります。準備内容の詳細は、のちほど解説します。

③:インタビューを行う

実際にインタビューを行い、同時に動画撮影も行います。

④:インタビュー動画を編集する

撮影したインタビュー動画を編集します。

⑤:完成、公開する

自社のHPやSNSなど、目的に沿った媒体で公開しましょう。

 

以上がインタビュー動画の制作手順となります。

この前提をもとに、ディレクター・インタビュアー・インタビュー撮影者について、役割別に動画のクオリティに直結する準備事項を解説します。

「ディレクター」に必要な3つの準備事項

よいインタビュー動画をつくるためには、現場の指揮を取るディレクターの存在にかかっていると言っても過言ではありません。

以下では、ディレクターがどのような準備をするとよいか、3つお伝えします。

  1. ①制作期間を管理する
  2. ②インタビュアーとインタビュイーの相性を考慮した配役をする
  3. ③各担当者と動きの目的や内容についてのすり合わせをする

①:制作期間を管理する

ディレクターの準備事項の1つとして、制作期間を管理することが挙げられます。

インタビュー動画の制作は、動画の長さやクオリティにもよりますが、1〜2ヶ月におよぶこともあります。

そのためディレクターは、制作期間を管理するために適切なスケジュールを作成する必要があります。

具体的には、制作手順ごとに必要なタスクを洗い出し、担当者を決め、期日を明確に設定することがポイントです。

たとえば、インタビュー当日が6月20日だとしましょう。
5月1日までに企画を明確にし、5月5日までに役割ごとの担当者を決め、6月1日までに必要な準備を行うなど、「いつまでに何をするか」をはっきりさせます。

このように担当者や期日を明確にしておかないと、「自分の仕事ではないと思っていた」「期日ギリギリのスケジュールで疲弊する」「撮影時間が伸びてしまい、スタジオ延長代がかかってしまう」というトラブルになりかねません。

制作手順や役割同士の連携を考慮しながら、スケジュールを作成しましょう。

また、インタビュイーへのインタビュー日時の調整、動画編集の依頼、撮影場所の手配などは、早めに行いましょう。

インタビュー日時の調整や場所の手配が遅くなった場合、希望するインタビュイーのアポイントが取れなかったり、希望の場所で撮影できないことでクオリティに影響が出る可能性もあります。アポイントは早めに取るようにしましょう。

②:インタビュアーとインタビュイーの相性を考慮した配役をする

ディレクターの準備事項の1つとして、相性を考慮した配役をすることが挙げられます。

インタビュアーとインタビュイーの相性が悪いと、インタビュイーの話の良さや魅力をうまく引き出すことができません。

たとえば、新卒1ヶ月目の社員に大手社長のインタビューをさせるのはどうでしょうか。

立場的に質問しづらかったり、言葉遣いなどに問題があり、うまく話を引き出すことが難しそうですよね。

うまく話を引き出せないと、会社や商品の魅力を存分に伝えきれない可能性もあります。

この場合は、ある程度インタビューの経験を積んだ社員がインタビューを行うのが望ましいでしょう。

インタビュイーに合ったインタビュアーを配役することも、ディレクターの役割の1つです。

③:各担当者と動きの目的や内容についてのすり合わせをする

ディレクターの準備事項の1つとして、各担当者とのすり合わせが挙げられます。

具体的には、インタビュアーや撮影者とインタビューの目的や内容に関するすり合わせのことです。

担当者とのすり合わせを怠ると、以下のようなトラブルになる可能性があります。

・インタビュー当日になっても話の内容が決まっておらず、メリハリのないインタビュー動画になった

・カメラに予算を使いすぎてしまい、動画編集のクオリティを下げざるおえなくなった

トラブルを避けるためにも、担当者全員で内容を共有し、方向性を確かめることが大切です。

以上3つが、ディレクターに必要な準備事項です。

これらの点に注意し、制作工程の全体を把握し、適切に管理しながら制作に取り組みましょう。

次にインタビュアーに必要な3つの準備事項について解説します。

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「インタビュアー」に必要な3つの準備事項

よいインタビュー動画をつくるためには、インタビュアーの準備が欠かせません。

以下では、インタビュアーがどのような準備をするとよいか、3つの準備事項について解説します。

  1. ①インタビュイー(質問される人)と事前にすり合わせをする
  2. ②インタビュイーと現場で関係性を作る
  3. ③回答をいろいろな角度から深掘りする

①:インタビュイー(質問される人)と事前にすり合わせをする

当日のインタビューの流れや事前に質問する内容について、インタビュイーに伝えておくことはもちろん、NG質問はないかなどを確認しておくことも大切です。

相手がインタビューを受けていれば受けているほど「またこの質問か…」と思われることもあります。

事前すり合わせ前に、似たようなことを聞かれている文献やインターネットの記事がないか、できるだけ調べておくようにしましょう。

②:インタビュイーと現場で関係性を作る

インタビューに慣れている人であればよいのですが、慣れていない場合は緊張してしまい、価値ある情報が引き出せないケースもあります。

インタビューをよいものにするためには、現場でインタビュアーとインタビュイーがコミュニケーションを取って、緊張感をほぐすことが重要です。

緊張感をほぐすためには、以下のようなひと工夫が必要です。
・表情豊かに話してリラックスさせる

・雑談から始めて共通の話題で盛り上がる

・質問する前段階で答えやすい空気を作る

たとえば、いきなり「この商品を開発したきっかけは?」と質問したとします。答えてくれるかもしれませんが、「自分が不便な思いをしたので」など、必要最低限の内容しか引き出せない可能性もあります。

そこで、「そのバッグ素敵ですね、どこで買われたのですか?」など、インタビュイーが身につけているものから聞いてみるなど世間話から始める方法があります。

自分はもちろん、インタビュイーも話しやすくなるので、ウォーミングアップに最適です。

話しやすくなって関係性が生まれると、表情や言葉の使い方、トーンなどから、どんな人物なのかを理解した上でインタビューを進めることができます。
その結果、一番引き出したい情報を話してくれる可能性があります。

③:回答をいろいろな角度から深掘りする

インタビューをよりよいものにするためには、「インタビュアーがいかに詳細な情報や洞察を引き出せるかにかかっている」と言っても過言ではありません。

以下は、よい回答を引き出すための魔法の言葉です。

・エピソードの具体性を高める

「もう少しその話の詳細を教えてもらえますか?(5W1Hで聞く)」

「なぜそのような結果に至ったのか、ポイントはありますか?」

「そう思うようになった具体的なきっかけや経験はありますか?」

・エピソードの幅を広げる

「今は◯◯という観点からお話いただいていたのですが、△△という観点についてはいかがですか?」

「他に、このエピソードを裏付ける象徴的な出来事などはありましたか?」

「他の方だと××という意見もよく聞きますが、この意見についてどう思われますか?」

・認識のギャップをすり合わせる

「私は~だと理解したのですが、イメージは合っていますか?」

これらの言葉は一例ではありますが、尋問のように決められた内容を聞くのではなく、1つの質問に追加質問を重ねて深掘りし、魅力が伝わるような情報収集を行いましょう。

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「インタビュー撮影者」に必要な4つの準備事項

インタビューそのものの内容がよくても、撮影方法によっては魅力が伝わりきらなくなることもあります。

以下では、インタビュー撮影者がどのような準備をするとよいか、4つの準備事項について解説します。

  1. ①インタビューの撮影場所を選定する
  2. ②照明を選択する
  3. ③複数のアングル(構図)で撮影する
  4. ④オーディオのクリアな録音とノイズ対策をする

①:インタビューの撮影場所を選定する

インタビューの撮影場所は、編集や視聴者へのイメージを配慮して選定することが大切です。

基本的には静かで明るく、対話に集中できる場所を選ぶのがよいですが、インタビューするトピックを象徴するような背景で行うことも選択肢の1つです。

以下は、撮影場所の一例です。

インタビューの型ごとにわけています。

会社紹介型:

「社長室」「会社の理念が書いてある応接間」「ロゴマークがある受付」など、会社を象徴する場所。

採用活動型:

「普段働く場所」のような、求職者が働いているイメージが湧きやすい場所。

商品紹介型:

「商品を生産している工場」「商品が置いてあるショーケース」「サービスを提供している場所」など、商品やサービスに愛着が湧きやすい場所。

文字ではなく動画で訴求できるからこそ、視聴者へのイメージ付けまでを考えた場所を検討しましょう。

②:照明を選択する

よい場所を選定しても、撮影時間や日の当たり方によっては、何を見せようとしているのかわからなくなってしまうことがあります。

光の当て方、使い方にも気を配ることが重要です。

撮影の段階で暗いと、編集で明るくする必要があります。しかし編集で明るくするには限界があるということと、その分編集工数がかかるため、ある程度の明るさは確保しなければなりません。

自然光を利用する場合、人工照明を使用する場合、それぞれのシチュエーションをあらかじめ検討したうえで撮影しましょう。

③:複数のアングル(構図)で撮影する

ずっと同じ構図で撮影していると、視聴者は飽きてしまいます。

複数のカメラを使用すれば、インタビュイーの表情や動画の構成に合わせて変化をつけることができます。

また、複数アングルからの映像を組み合わせることで、映像にダイナミックさや強調をもたらすことができます。

動画はスキップや斜め読みが難しい媒体なので、「ずっと視聴していられる工夫」を考えることが大事です。

④:オーディオのクリアな録音とノイズ対策をする

動画の質がよくても、何を言っているか聞こえないと、インタビューが意味をなさなくなってしまいます。

動画の質を向上させるためには、クリアで鮮明な音声が欠かせません。

基本は外部のノイズを最小限に抑えるために、静かな場所での撮影や外部マイクの使用を検討しましょう。

もし屋外で撮影したい場合は、息や野外の風によるノイズを軽減できるマイク用のスポンジを使用することをおすすめします。

また、録音機器のオーディオレベルを適切に設定し、インタビュイーの声が明瞭に聞き取れるようにテストしておきましょう。

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入念な準備をして、相手の魅力を引き出せるインタビュー動画を作ろう

インタビュー動画を制作するためには、ディレクター・インタビュアー・インタビュー撮影者の事前準備が欠かせません。

しかし、目的に合ったインタビュー動画をイメージ通りに仕上げるためには、社内で完結させるのはなかなか難しいでしょう。その場合は、映像制作会社に相談する方法もあります。

弊社ファーストトーンはライブ配信はもちろん、採用動画や会社案内動画など、さまざまな映像作品の制作を承っております。

下記事例紹介を参考に、インタビュー動画の制作時には、ぜひご相談ください。

事例紹介はこちら

Strength 弊社が選ばれる理由

映像製作の豊富な実績

採用、学校、ブライダル動画を年間2000件の実績を作り上げている、大阪と東京を拠点として活動している映像制作会社です。

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安心して相談・依頼ができる

ご希望や詳細な情報をヒアリングさせていただき、制作期間からご契約に至るまでの流れ、内容についてお打ち合わせを行い対応いたします。

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新進気鋭のクリエイター集団

ヒアリングから企画・撮影・編集まで一貫した体制で、ドローンなども駆使し、デザイン・CG・音ともに高クオリティな動画を創り上げます。

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映像制作で魅力を最大限に引き出す

しっかりとヒアリングをさせて頂いて依頼者様のことを理解することが、魅力という刺激のある映像制作に繋がります。

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First Toneのこだわり

「映像がサウンドしている」。こだわり抜いた音と映像は五感を刺激し、その融合が感動を生むと我々スタッフは考えています。

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山田 太郎

監修者

医師

山田 太郎

山田 太郎は日本の著名な医師であり、糖尿病治療の専門家です。30年以上の経験を持ち、多くの患者を支援してきました。

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